長期優良住宅について
長期優良住宅とは、長期間にわたって良好な状態で使用するために建物の性能や
維持管理の計画についての認定基準を満たした住宅です。



9つのポイント
バリアフリー
将来バリアフリーのためのリフォーム工事が行えるように必要な措置が講じられていること。
可変性
ライフスタイルの変化に応じて、間取りの変更に簡単に対応できるようになっていること。
耐震性
大規模地震などが起きた場合でも継続的に利用できるように建物の変形、損壊のレベルの低減を図っていること。
省エネルギー
次世代省エネルギー基準に合わせて断熱性能を確保していること。
居住環境
地域の地区計画や景観を損なわないようにデザインが配慮されていること。
維持保全計画
建築した時から将来を見据えて、点検、補修に関する計画がされていること。
維持管理・更新の容易性
配管など設備や内装の維持管理ができることや、更新時の修繕が軽減される計画を講じていること。
劣化対策
通常考えられる維持管理方法で、数世代にわたり建物を使い続けられるような措置がされていること。
住居面積
一戸建て住宅は75㎡以上、マンションなどの共同住宅においては55㎡の床面積があることなどが必要。
長期優良住宅の認定を受けた住宅は、税の優遇制度や地震保険の割引などを受けることが可能です。
長期優良住宅は申請が必要です。申請時には別途費用も掛かります。認定後も住宅の維持、保全を行う必要があります。